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全国手話検定2級

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いまのところ、2種類の手話検定があります。

手話の検定試験には 「手話技能検定」 と 「全国手話検定試験」という2種類の検定試験があります。
この2つの検定はそれぞれ重視している合格ポイントが異なっているのも特徴のひとつ。
ですから、このような試験を受ける前に「自分は手話とどう関わっていきたいのか」といった気持ちや「どんな場面で手話を使いたいのか」ということも考慮しながら受ける試験を決めるのがオススメです。

「全国手話検定試験」って?

 mackyは通っている手話サークルで、全国手話検定を奨められたので、こちらの試験を受けました。
 「手話技能検定」とは違って手話を使ったコミュニケーション能力を計る検定になっており、《社会福祉法人全国手話研修センター》が実施しているので手話技能検定よりもキッチリとしたイメージがあるのも特徴です。
 手話サークルの先輩もこちらで検定合格証を持っています。
 3級以上は、筆記試験の他に実際に聾者の面接官の方と手話を通してコミュニケーションをとるという、なんとも本格的な試験スタイルなのです。
 知識を詰め込んでいるだけでは合格できないという難しさも抱えています。
 なので、手を動かして言葉を伝えるのはもちろんですが、手話をするときの表情や態度、視線などといった細かな部分もチェックされる検定となっています。
 試験は毎年10月頃行われており、チャレンジする等級によっても日にちが異なります。
 例年通りだと1級・準1級は10月の下旬頃が試験日で、2級~5級は10月中旬頃が試験日であることが多いのですが、願書の締め切りは早いです。
 試験の合否は12月下旬頃に発表となっています。
 全国手話検定の等級は5級~1級までの6段階となっています。
 受講料は等級によって異なり、以下のようになっています。

等級 受験料
1級 8,640円(小・中学校生は7,560円)
準1級 7,560円(小・中学校生は6,480円)
2級 6,480円(小・中学校生は5,400円)
3級 4,860円(小・中学校生は3,2240円)
4級 4,320円(小・中学校生は2,700円)
5級 3,780円(小・中学校生は2,160円)


 試験日が違うので2級と3級を受けるという手もあります。
 年に1回なので、mackyもどうしようかと迷いましたが、お小遣いの関係で一発勝負となりました。
 2級試験は

  1. 筆記試験(択一、マークシート)
  2. その後にテレビ画面で手話読み取り
  3. 一人一人、面接で実技
となります。

筆記試験について

 2級は……  手話学習歴が2年。
 単語数は1500です。
 筆記試験は、よく研究センター推奨のテキストを勉強しておけば、そんなに難しくないです。

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 問題は、テレビ画面での読み取り。
 画面が小さくて、後ろの方だと見えないんです。
 視力の弱い人だと眼鏡は必須です。

 面接管の方と実技では、

  1. 自己紹介
  2. テーマに沿って2分間でスピーチ。
  3. 試験官の質問を読み取って答えます。

 2016年度のテーマは、「手話を始めたきっかけ」でした。
 テキストを見ればわかりますが、パターンとしてある程度決まっています。
 手話を始めたきっかけ、私の趣味などいくつかのパターンを想定して、事前に作って練習しておけばいいでしょう。
 mackyも、手話を始めたきっかけで、練習してましたので、スピーチは問題なかったです。
 (mackyが手話を始めたのは、テレビでドラマのラブレターをみて興味を持ったんです)

 問題は試験官との会話。
 年齢や出身地などはスムーズに答えれるようにしておきましょう。
 テキストのDVDを見ておけば大体、想定出来ます。
 それと質問としては、「あなたは、聾者に対してどんなサポートをしたいですか?」でした。

資格試験を目標にするとステップアップの目安になります。

 全国手話検定にはレベルにあった級に、挑戦できます。
 手話検定を受けることで自分だけでは気づかなかった自分の手話の良い面や悪い面とも向き合えるようになるので、より手話の世界を楽しむことができるはずです。
 ぜひこれを機に、自分自身の手話の実力を形として残されてみてはいかがでしょうか。

合格までの費用は

  • テキストを2冊、代引き手数料も含めて、7000円
  • 受験料6480円
  • 模擬試験の回答用紙をコピーとか100円ぐらい(?)

大阪だと試験会場もいくつか選べますし、受験には便利でしょう。
合格したら、カード型の合格証が送られてきます。